白猫etc.ねこせとら

白猫プロジェクトを10年やってた人のブログ。引退を検討につき雑記ブログに移行予定。

【ガチャ】ゼンゼロのガチャシステムが神すぎて感動してる話。と、他ソシャゲとの比較してみた【ソシャゲ/ゼンレスゾーンゼロ】

どうも、ホマレです。
今回は、ホヨバースのソシャゲ、ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)のガチャ周りのシステムについて、
今までやってきた他のソシャゲと比べて圧倒的に優しすぎて感動した、というお話です。

ひとつ前の記事がネガティブだったからこう言う話題も出さないとね笑



まず、ゼンゼロのガチャシステムについてまとめてみます。

ゼンゼロのガチャ仕様



・ガチャ更新は3週間周期と長く、欲しいキャラを粘りやすい
・現状、ガチャの更新周期に対する石配布も多め
・実用的な天井システムがある(仮天井90連で50%、もう1回天井で100%)
・その天井は届かないまま終わっても次以降のガチャに段階を引き継げる
・武器ガチャにあたる音動機ガチャは別筐体で、こちらにも少し低めの天井がある
・なんならシーズン前半と後半のキャラが同時に出て42日間周期になるとかいう噂も出てる
・同キャラを重ねるタイプの凸システムが存在するが、限定Sキャラは無凸&妥協装備でも充分強い
・キャラインフレは早く感じるが現状敵のインフレはほとんどないので、必要十分な報酬を得るだけなら問題なし


まず、3週間粘れてちゃんと天井も用意されてるとか、その時点ですっごく優しいんですがそれは。
ホヨバってぜんぶこんな感じなのか……?
ブルアカも天井に関しては優しいし海外発信のソシャゲがスゴいのか……?
(リリース時期の新しさも関係する説あり?)


僕がガッツリやったゲームのガチャと比較してみると、その凄さが浮き彫りになると思います。


対白猫プロジェクト

まずはリリース時からつい最近まで10年以上プレイしていた白猫プロジェクトとの比較。



・ガチャ更新は月2回(2週間周期)
・新キャラのガチャは2〜5人くらいが同じ筐体にぶち込まれる+恒常キャラ入りの闇鍋
・天井は実質なし
・高レア排出率は高めだが、すり抜け率も高くすり抜けキャラで戦うのは無謀なレベルで絶望的
・武器ガチャは別筐体、無料チケたくさん、交換で確実に入手も可能。ここだけなぜか異様にやさしい
・インフレが超爆速、敵もインフレ前提に作られがち(いわゆる「持ち物検査」を強いられる)
・1ヶ月頑張ってプレイしてれば月末ガチャの新キャラをランダムで貰えるシステムあり(しかし月末ガチャは性能控えめだったり多人数の傾向?)


白猫はとにかくインフレ問題がとんでもなく爆速でヤバいですね。キャラ実装ペースも速い。

少し前のアプデでは1000キャラ以上が一度に戦力外になるという事件もありましたし、
最新キャラも早ければ翌月には型落ちしてたりします。

いちおうたくさん引けば☆5確定枠はあるんですが、同筐体のガチャ人数が多いため欲しいキャラをピンポイントで入手する手段は基本的になく、青天井です。

リリース10年のゲームとリリース半年未満のゲームという違いはありますが、白猫は初期と大して変わらない(ちょいちょい改悪は入る)のであまり関係ない気がします。

人数多いガチャは恒常キャラが出ない仕様が消滅したり、石配布が極端に減ったりといった改悪がなければマシだったかもしれません。
…とも思いましたがインフレの前には無力、という印象の方が強いですね。


総じて、「狙ったキャラを確実に手に入れる手段の有無」「それにともなう課金の必須度」で圧倒的にゼンゼロが優しいと言えるでしょう。
ただし、武器/音動機の入手難度に関しては圧倒的に白猫が優しいです。
ちなみに、その他の装備品(アクセ等/ディスクドライバ)が運ゲーなのは共通しています。


対Fate/Grand Order (FGO)


続いて、こちらもリリース時から10年近く遊んでいるアプリ、FGO
ガチャの鬼畜度がソシャゲ界隈でもけっこうな上位と一時期話題になりました。
それでは比較してみましょう。



・ガチャ更新頻度は不定期・高頻度・乱発気味?(現在は4筐体+恒常)
・石の配布は周年やその他記念・キャンペーンやリアイベ次第
・天井は300連に一応存在(課金ベース5.4万円)
・天井までの段階はガチャとともに消失
・武器に当たる概念礼装は☆3〜☆5までキャラとともに同じ筐体の闇鍋
・1体でも当たれば天井は消滅するため凸の仕様がたいへん凶悪、かつアタッカーは2凸以上推奨
・サポーター以外のインフレはほぼなく、過去キャラも定期的に強化される&全レア度のキャラに活躍のチャンスあり
・周年や正月は「福袋」「ディステニーオーダー召喚」など数人の☆5キャラから誰かひとり確定で入手できる施策あり(※要微課金)
・イベント配布キャラが無料で完凸できる&強い


FGOはガチャシステムそのものはエッグいです。
リアル運次第ですが、確実に凸しに行くならふたけた万円を覚悟した方がいいです。

※参考までに、私が廃課金時代に☆5サーヴァント「ギルガメッシュ(弓)」を完凸するまでにかかった金額は…天井のなかった時代の1体目(30万円)を含めて大体50万円ほどです。(完凸までに同じキャラ5人)
天井の実装はけっこう年数が経ってからだったので、私が廃課金してた時代は「10万円以内で出ればラッキー」「5万位内で出れば豪運」とかの認識でした。(もちろん、運の上振れで即出てくれることもあります。現在は無〜微課金ですがある程度は引けてます)


FGOはFate/stay nightをはじめとするFateシリーズが原作なので、もともとキャラ愛が強いキャラが多いのも厄介なんです。古参型月民は強火になりがち
FGOから実装のキャラもストーリーよんで欲しくなったりするし、取りに行こうとすると本当にキリがない。

Fate/staynightから20年、FGOだけでも9年半ちかく続いてるコンテンツゆえ、復刻も合わせると無限にガチャを連発できます
しかも、夏は水着ver.を出してくるし、☆5☆4合わせて複数人実装の上キャラが多過ぎて誰が水着になるかわからない。
周年も夏なので、毎年夏は戦々恐々としています。

凸のシステム上復刻も回るし、新ガチャの裏に復刻が大量に並ぶことが多いので、全部そろえるには石油王になるか命を削るレベルの金策が必要なんじゃないかと思えてきます。



その反面。
必須級、あるいは代用に便利なサポーターさえ無凸確保できていればどんなキャラでも(相性を考慮すれば)高難易度で戦えるくらいキャラが腐りにくいため、一度戦力を整えてしまえばサポーターを確保しに行く&推しキャラだけ趣味で狙いに行く、程度で過ごせます。

また、定期的にキャラの「強化クエスト」としてスキルだったり宝具(超必殺技)を強化してくれるので、性能控えめなキャラが強くなる可能性があるのも嬉しい点。

これは配布キャラも例外ではなく、「そもそも配布キャラに強キャラが多い」「配布キャラも強化の対象になる」のはとてもありがたい点と言えます。

最近はいわゆる「人権サポーター」を持ってないと楽はできない状況もありますが、フレンドから1体借りられるのもあって工夫次第でなんとかなる場面も多いなど全体的なインフレはものすごくゆるやかなのがすごく良い。
良くも悪くも「キャラ愛」要素に特化してるかなと思います。



総じて、ガチャシステムでは文句なしゼンゼロの圧勝ですが、原作の強さ&好きなキャラを強く使えるという点ではFGOはものすごく強いという注釈は付けておきたいところです。
そもそもゲームジャンルが違う、というのはありますけどね。(FGOは戦略・編成の工夫/ゼンゼロはアクションのプレイスキルでなんとかする)

対ブルーアーカイブ

ブルアカも、リリース直後から遊んでいるゲームです。白猫、FGOと比べるとかなり新しめのアプリ。



・ガチャは2週間周期
・石配布はやや多め
・実装ペースは2週間につき新キャラ2体&復刻2体ほど
・比較的親切な天井システム(200連)がある
 →200連到達時、ガチャキャラ選択権をもらえる(全部課金だと3.6万円、配布込みだと+1〜2万円のイメージ)
・天井までの段階は期間終了とともに素材に変換
・装備は周回で獲得がメイン・キャラ凸で装備可能(自動)な固有武器アリ
・凸すれば全レア度のキャラが☆5+固有武器3(完凸)まで到達可能
・キャラはインフレしたりしなかったり。(たまに突出したキャラが出る)
・メインコンテンツにランキング要素があるため実質的な環境インフレは激しめ



ブルアカも2週間でガチャ更新があったので、もうガチャ頻度は月2なのがスタンダードなんだと思い込んでました笑


ただ、白猫やFGOに比べると、「200連でPUキャラ選択してもらえる!」とかいう神機能が!
総力戦(対ボス討伐TAランキング戦)もゆるやかだった頃まではガチャも育成も楽で、凸った低レアが最適編成に入ることも多い(これは今でも)ため、かなりのんびりと推しキャラに集中してリソースを使う遊び方ができていました。

ただ、ランキング要素は初期から存在し、当初こそ余裕を持って上位報酬確保までいけてましたが、
こういうのはプレイ人口が増えると激化していくもの。

ほどなくしてブルアカが人気になり、人口増加とキャラレベルや装備の上限解放にともないランキングのスコアがギッチギチに→新難易度追加→キャラのさらなる強化要素追加→やはりランキングがギチギチに→さらに新難易度を…
とかやり始めたことで特定のキャラの所持&多凸の必須度が上がるいわゆる"持ち物検査"が加速していきました。



ブルアカには敵やキャラの攻撃属性・防御属性が存在し、さらに地形(3種)による適正で火力が2割ほど上がり下がりするため、たくさんキャラを持っていないと戦えないのがキツいところ。
初期勢はまだ先行者の分の余裕がありますが、始めるのが遅くなるほどキャラや育成も含めたリソース不足になると思います。


キャラ単体の性能同士でみれば格差はあまりないため、愛で育成してた子が急に適正キャラに浮上!みたいなサプライズが起こることがあるのは嬉しいですが、
こだわり始めると「総力戦のためにガチャる」みたいなことになってくるので、
私はもう「プラチナ(報酬最大)より多少報酬減ってもゴールド落ちでいいや…」と妥協しはじめてます。

ただし、ブルアカもフレンド(サークル)からひとり借りられるので、それで1体はどうにかできることもあります。

なので、手持ち+フレンドで出せるスコアでランキング残れればラッキー、くらいにはやりますが、少し前みたいに毎日数時間単位で粘る、追いガチャで戦力増強を図る、とかはやらないです。
最高難易度クリアできればとりあえずヨシ、な感じ。


総じて、ガチャの仕様は現実的な天井があることもありかなりやさしいですが、
年々持ち物検査が加速し、所持キャラや育成の充実度の要求が厳しくなっている、というのが現状でしょう。
ゼンゼロでいえば、塔の15階以上にも、上にいくほど良い報酬が置かれるようになる……みたいな感じでしょうか。

ただし、キャラが可愛く、配布キャラもおり、ただ好きなキャラを引いて愛でるだけならかなりハードルは低いので、
カジュアルにやる(ランキングには拘らない)のであればかなり楽に遊べるかと思います。


ゼンゼロガチャ比較のまとめ

結論として、まだゼンゼロは始まったばかりで今後どうなるか未知数というのは前提としても、現状としては


ゼンゼロ>>ブルアカ>(越えられない壁)>>FGO >(断崖絶壁)>>>白猫

↓ 詳細(笑)

ゼンゼロ(2段階天井・ガチャ期間長、さらに長くなる噂あり)
>>ブルアカ(天井あり、好きなキャラ確保は比較的楽、ただし高難易度の持ち物検査が多い&厳しい)
>(越えられない壁)>>FGO(天井がクソ高額、好きなキャラ確保は長期間の我慢で貯石or豪運or重課金以上を要する、サポーター以外のキャラインフレはほとんどない)
>(断崖絶壁)>>>白猫(実質青天井、一度のキャラ実装数が多く頻度も高め、インフレが爆速、1回のアプデで1000キャラ以上が葬られた例アリ、周回要素に持ち物検査あり、ランキング実装の予告あり)


くらいのイメージ。
もちろん完全に私の主観でしかありませんし、この記事の趣旨として「ゼンゼロのガチャシステムに感動した」というのがありますので異論があることは認めます。


また、システム面にフォーカスしたことでガチャ単価(石の値段)についてはあまり考慮しなかったのでそこで多少変化することもある…かもしれません。
(1連単価:ゼンゼロ296円/ブルアカ150〜182円/FGO178.5円/白猫344円)


ガチャ期間入ってからの石配布量のおかげでゼンゼロの課金依存度は低めですが、たくさん課金する前提ならゼンゼロとブルアカは競るかもしれないですね。

やはり海外製はすごいのか……それとも令和のソシャゲがすごいのか……。
日本の、長寿コンテンツにも色々と頑張ってほしいなぁ。