凱旋ガチャ第4弾とともに、一部対象キャラにパラメータ調整が実施されました。
その中から、今回は不具合オスクロル(魔)のパラメータ調整についてご紹介します。
優秀な広範囲移動スキルと状態異常の敵に対するDPSがものすごく高かった特攻スキルを引っ提げて登場した魔道士オスクロス。
さらにはキャラ特性でHPとSPを回復できるという優秀ぶり。
キアラと共に当時最強の魔道士として活躍し、さらにはモチーフも即死回避&自動復活、完全無敵モーションという神器でした。
そんなオスクロルが今回の調整でどのように変化したのか。
性能と火力の調整前後の比較を見ていきましょう。
オートスキル変化
変わった点は、
・炎属性ダメージの強化値が「+300%」→「+500%」に強化
・HP条件の攻撃・会心・スキル強化の最大効果値が「+300%」→「+350%」に微増
……以上です。
属性ダメージ補正が増えて「+500%」と、かなり大きく強化されるようになりました。
属性敵に対する属性ダメージの相性が強調されるようになったので、雷属性敵を相手取るときは活躍にとても期待ができます。
反面……、
ステータス&スキル強化に関しては、HP条件がそのまま、かつ強化値が50%しか増えていないなど、ちょっと微妙な強化にとどまっています。
他のキャラの変化と比べるとちょっと地味……?
というのがパッと見た印象。
せめてHPによる制限はなくしても良かったんじゃないかなぁ、と思います。
アクションスキル1「ノーチェ・ソンブラ」消費SP35
変わった点は、
・状態異常の敵へのダメージアップが「+600%」→「1000%」に強化
……以上。
状態異常の敵への特攻が大幅に伸びました。
コンパクトモーションのスキルなので、状態異常が通る敵相手なら短時間で大ダメージを与えることが期待できます。
状態異常はS2でさまざまなものをかけられるので、対応範囲は広いです。
しかし、状態異常にかかりにくい/かからない敵も居るので注意が必要です。
アクションスキル2「フィーネ・エクスプロシオン」消費SP58
効果内容に変化なし。
かけることができる状態異常が増えたり、極度化してたり、なんてことはありませんでした。
はっきりと火力強化されたのがS1の方だったので、こちらにも何か強化があれば、と思いましたが……効果には変化なし、ということでスキル倍率そのものによる火力アップに期待したいところ。
火力等の検証
ここからは、実際に使用した場合の火力等の変化についてみていきます。(※練武室で試し撃ち)
S1の火力(非特攻)
まずは、「状態異常にかからない敵(案山子)」に対するダメージを見ていきます。
調整前の特攻なしS1の火力は、物理1.1億+炎432.4万でした。(参考値)
調整後の火力と回復量は……、
調整後のS1は、火力が物理1.4億+炎526万まで上昇しました。(参考値)
特攻なしの段階では火力微増、という感じ。
本番はダメージアップが適用される状態異常の敵相手の時ですが……?
S1の火力(特攻あり)
調整前の特攻ありS1の火力は物理2.1億+炎432.4万でした。(参考値)
調整後の火力は……、
調整後の特攻ありS1の火力は、物理3.4億+炎526万まで伸びました。
モーションの短い単発スキルで3.5億のダメージ!!
状態異常がかかっている敵に連発できれば物凄いDPSになります。
ただし状態異常にかかってる敵限定なのが惜しいところ。
S2の火力
続いて、S2の火力をみていきます。
調整前のS2火力は、物理1.8億+炎1425.1万でした。(参考値)
調整後の火力は……、
調整後のS2火力は、物理2.8億+炎2103.1万(参考値)
物理もしっかり上がっていますが……、
属性ダメージがスゴい。
祝福武器でもないのに2000万出ています。
総火力では特攻時のS1に負けていますが、移動操作可能スキルであること、広い範囲に状態異常を撒けること、属性火力がとても高いことから、非常に便利なスキルかと思います。
物理火力が現在の基準だとやや物足りないのがちょっと残念。
キャラ特性
調整前のHP・SP自動回復量は、HP1500SP12回復/4秒でした。
調整後の回復量は……、
調整後
調整後も変わらず、回復量はHP1500SP12回復/4秒でした。
キャラ特性による回復で、回復量も現在水準でも通用するレベルではあるので、特に変化することはありませんでした。
ここは案の定、という感じ。
祝福杖装備時のS2火力
オスクロルの属性火力が思った以上に高かったので、祝福装備でも試してみることにしました。
使用装備は以下の通り。
基本は武器を変えただけ、ですが、せっかくなので壊れ石板「ブルースプリンガー」を装備してみました。オスクロル自身のパーティスキルでバフの時間も延長。
では、この状態で属性ダメージがどこまで伸びるか、そして物理はどのくらい出るのかを試してみます。
調整後オスクロル、祝福杖を装備した時の火力は……
祝福杖装備時の火力は物理2.3億+炎5290.7万になりました。
物理2億超を維持したまま5000万超えの属性火力……!
即死回避がなくなってしまう危険はありますが、属性火力枠としてかなり強いアタッカーになれる数値です。
ちなみに、この状態でオスクロルにかかっている属性強化値はオートスキルやスキル強化も合わせて合計+3670%になります。
変化点まとめ
オートスキル:
・炎属性ダメージの強化値が「+300%」→「+500%」に強化
・HP条件の攻撃・会心・スキル強化の最大効果値が「+300%」→「+350%」に微増
S1:
・状態異常の敵へのダメージアップが「+600%」→「1000%」に強化
火力変化
(特攻なし)
物理1.1億+炎432.4万→物理1.4億+炎526万
(特攻あり)
物理2.1億+炎432.4万→物理3.4億+炎526万
S2:
効果内容に変化なし。
火力変化
物理1.8億+炎1425.1万→物理2.8億+炎2103.1万
祝福杖装備時のS2火力
物理2.3億+炎5290.7万
キャラ特性
HP1500・SP12回復/4秒(変化なし)
以上が不具合オスクロル(魔)のパラメータ調整前後の変化になります。
火力は伸びているものの、最大火力を発揮するには状態異常特攻前提で調整されている感じです。しかしその分条件が揃った時のDPSは凄まじい。
また、祝福杖を持つことで特大の属性ダメージを発揮できるので、装備や立ち回りを工夫することでいろんな使い方ができそう。
以前のどっちかというと万能なイメージのキャラから、特定の条件に特化したキャラに寄った印象を受けました。
というわけで、今回はパラメータ調整された不具合オスクロルについてのご紹介でした!
何かおかしいところとか、これ検証して!みたいなのがあればコメント・Twitter・ブクマなどでお知らせいただけると幸いです。