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【白猫】クラスチェンジについてまとめてみた 番外編:CC後専用武器「祝福拳/ブレスオブパーリデス」

クラスチェンジまとめ記事シリーズの番外編です。
この記事では、クラスチェンジ後の専用武器「祝福拳/ブレスオブパーリデス」についてご紹介します。

なお、クラスチェンジの基本や各職の仕様等、関連記事については1番下にリンクをまとめます。
※2019/04/19 総まとめ/リンク集記事作りました!




祝福シリーズ

クエストを周回することで手に入るルーンで育成するタイプの配布武器。クラスチェンジ前でも装備はできますが、オートスキルの仕様上ほぼクラスチェンジ後専用の武器となっています。(クラスチェンジ 前のキャラが装備するとデメリットだけが残る)
性能としては属性火力特化で、チャージ時間を重くしたり物理火力を犠牲にすることで属性火力を大幅に向上させる武器となっています。

エレメント変更


「属性火力を伸ばす」という性質から、武器の見た目を選ぶ際に、武器の属性も変更できるようになっています。武器の属性を変更すると、それに応じて武器のオートスキルも変更されます。
ただし、2019/03/24現在対応しているのは炎、水、雷の3属性で、光属性と闇属性には対応していないので注意。
もしかするといつか追加進化で光闇に対応する日がくるかも?

祝福拳の性能

「水拳・ブレスオブパーリデス」「炎拳・ブレスオブパーリデス」「雷拳・ブレスオブパーリデス」とも、対応する属性以外の部分は同等。




ステータスは攻撃212、防御19、会心69。
祝福剣と全く同じステータスです。打の武器練磨はまだ来ていないので、練磨が来たら会心を上げておきたいですね。

AS1:コンボチャージの雷属性ダメージ強化効果上昇、攻撃強化効果低下(最大1000%/クラスチェンジ 後のみ)
AS2:雷属性ダメージ+200%(クラスチェンジ 後のみ)
AS3:なし

武器スキル:なし


他の祝福武器と違い、オートスキルが2つしかありません。が、祝福拳では普段のオートスキル1と2、デメリットの部分と属性大幅強化の部分がひとつにまとまってるんですね。
なんでまとめたか、というとどっちもコンボチャージの効果内に含む内容だからだと思われます。
発動条件がコンボチャージなので、最低でも25ヒットさせなければ発動しません。その代わりコンボチャージは永続なので、一度発動してしまえば解除されない限りずっと発動したまま戦えます。
また、コンボチャージによる属性上昇効果アップなので、剣と同様通常攻撃にも属性強化が乗ります。
……ただ、最大の難点はその低い強化量。詳しくは後述します。


コンボチャージについて

こちらに詳しくまとめてますが、拳聖のコンボチャージは通常攻撃のヒット数に応じてLv1〜Lv5までの5段階まで成長します。

Lv1(25ヒット)だとアクションスキル強化+50%、攻防会+20%、全属性ダメージ+20%が付与され、
Lv3(100ヒット)ならアクションスキル強化+100%、通常攻撃ダメージ+100%、被物理ダメ軽減20%、攻防会+50%、全属性ダメージ+60%、
最大のLv5(200ヒット)まで育てるとアクションスキル強化+100%、通常攻撃ダメージ+100%、被物理ダメ軽減20%、攻防会+100%、全属性ダメージ+100%
まで効果が増強されます。
祝福拳では、この中の「全属性ダメージアップ」が最大+1000%分強化される、という扱いになります。


デメリットについて〉

武器についてるデメリットとして、コンボチャージによる攻撃上昇効果が低下します。
コンボチャージでは最大100%の攻撃アップが付与されます。
地味に大きいですが……、自前で攻撃アップ200%など大きい強化値のオートスキルを持っているキャラであれば、属性火力の代わりと思えば許容範囲と言えるかもしれません。会心アップはそのままですし。

しかし、この武器の真のデメリットと言えそうなのが、その肝心な属性強化値。
武器ASによる強化値が、AS1とAS2合わせても合計1200%しかありません。杖の2700%、剣の2900%と比べても圧倒的に低い数値。

属性ダメージの強化は「スキル強化」と「属性ダメージ強化」の合計になります。
最近のキャラは自前の属性強化に加えて高いスキル強化を持っていることが多く、更にナハトドンナー石板などの効果もこれに加算されます。

どういうことかというと、

例えば正月ツキミは、オートスキルに雷属性ダメージ+200%、さらにアクションスキル強化+200%を持っています。
ここに、アクションスキル強化+50%がある拳ルカモチーフを装備し、ナハトドンナー石板が発動した場合を考えてみましょう。

このツキミの属性強化は、
本体400%+武器50%+ナハト100%=550%
コンボチャージが最大になると、更にスキルと属性がそれぞれ100%加算されるため、
550%+100%+100%=750%
になります。
最近はクラスチェンジ後条件で属性+200%がついてる武器もある(エリス拳など)ので、祝福武器がなくても+900%くらいは見込めてしまいます。

同じくツキミで祝福拳の場合、総合計で+1900%まで上昇しますが、
祝福拳と違ってデメリットがなく、武器スキルや他の機能も付いている武器を使うことと比べると、物理を下げて属性が2倍ちょっとになる、という効果をどう考えるか、微妙なところです。

相性の良いキャラ

発動条件自体はコンボチャージだけで、そのコンボチャージが難しくなるようなデメリットもないので、扱えるキャラのハードル自体は低いと思います。
属性火力の強化だけを考えるなら、「自前の属性強化要素を持たない」「物理火力に元からあまり期待できない」キャラで、かつ元々の属性値が低すぎないキャラであれば火力の大幅向上が見込めます。


例えばこちらは茶熊クライヴのS2。属性881万と、属性だけ見れば2015年のキャラとは思えない数値が出ています。
ただし、これはあくまで属性火力だけ見た場合。本人にも武器にも耐久要素が乏しいため、実戦での運用は厳しいでしょう。

バレンタインエリス/正月ツキミ




実際に適性が高いのは、攻撃速度が速く、かつコンボチャージ必要攻撃回数が少ないエリスや、即死回避やデコイなど耐久要素があるツキミなど。他の武器との兼ね合いは、クエスト次第、といったところでしょうか。セツナも候補には入りますが、ルビィ餅でドレイン戦法してた方がスキル連発しやすい分属性敵相手でも戦いやすい気がします。

セーラ




例外的にかなり適性が高いと思うのが親分ことセーラ。本人の属性強化要素がやや控えめで、かつ素の属性値がそこそこあります。
更に、2号召喚中は何度でも自動復活する上、S2ビームには地味にDA・掴み無効が付いているため、耐久性もなかなかです。
積極的に敵を殴ってくれる2号の攻撃にも属性アップが乗るため、祝福拳による属性ダメージを活かしやすいキャラと言えるでしょう。
……とはいえ、やはり1200%しかない祝福拳の属性ダメージではやや物足りなさを感じてしまうのが正直なところです。



コンボチャージを育てる必要がある代わりに、その後永続かつ通常攻撃にも属性強化が乗る、と一見とても使いやすそうな性能をしている祝福拳ですが、
それだけに低すぎる強化量があまりにも残念な武器です。
ルビィ餅が強すぎる現状、出番が回ってくることはあまりないかも……?
他の祝福武器と比べてあまりにも強化値が低いので、シリーズが出揃ったらなんらかの調整が欲しいところですね。



祝福拳/ブレスオブパーリデスについては以上です。
何か間違いや足りない情報などございましたら、コメント欄にてお知らせいただけると幸いです。