こんばんは、ホマレです。
マスターデュエルのほうで、2回目のイベント「NRフェスティバル」が開催間近となっております。
パワーカードや各テーマの切り札、汎用誘発が大量にあるSR、URのカードが使用禁止となるため、普段とはひと味違う……たぶんいつもより平和な(？)デュエルが楽しめることかと期待してます。
で、とりあえず私は自分が普段使いしてるデッキをNR縛りで改造して、2〜3日ランクマに潜ってました。
なので、本記事でそれを少し紹介してみようと思います。
NR縛りお試しデッキ
使用したのは私が普段から使っている以下の2テーマ。
【サイバードラゴン】
【閃刀姫】
試していたのはランクマ(プラチナTier1)なので、相手は当然容赦なくSR、URのガチカードを使用してきます。
なので、あんまり勝率は高くないのですが……、
【サイバードラゴン】は手札次第で比較的勝てる印象。誘発がない&後攻を取るので展開制圧系には厳しいものの、相手もNR縛りならかなり楽になるはずだと感じました。
ランページもズィーガーもインフィニティもいませんが、ノヴァの能力をフルに発揮できれば十分後攻ワンキルも狙えます。
【閃刀姫】は……、
マルチロールがあるのの、シズクやエンゲージで爆アドを取る戦い方が出来ず、なおかつ1ターン目の返しに弱い欠点は健在のためなかなか苦しい戦いが多かったです。
サーチ手段・ドローソースが失われたおかげでリソースがなかなか増えず、ジリ貧になりやすいのはミッドレンジデッキにはキツい。
ただ、バーナーやジャミングによる除去、ハヤテのダイレクトアタック、レイの墓地効果からのフリチェ変身でカイナを出して攻撃を止める、といったギミックは残されており、意外とNRのテーマカードも多いのでNR環境なら十分戦える可能性はあるのかな、と思います。
墓地肥やし兼擬似ドローソースで≪手札断殺≫を入れたり、装備魔法をハヤテに装備してダイレクトアタックしつつ、イーグルブースターでハヤテを守る、などデュエルの展開を早める工夫はしたいところですね。
というところで、以下に現状でのデッキレシピを載せてみます。
まだお試し段階なので完成度は低いかなと思います()
デッキ例1:【NRサイドラ】
主力は言わずもがな≪サイバー・ドラゴン・ノヴァ≫。
墓地からサイバードラゴンを蘇生できて、単独で打点4200に届き、墓地へ送られるとEXデッキから無条件で機械族融合モンスターを特殊召喚できるという能力を持っています。
ただ、≪サイバー・エンド・ドラゴン≫や≪サイバー・ツイン・ドラゴン≫が使用できないため、ノヴァの墓地効果からの召喚先には悩むところ。
で、探してみた結果……、
こんなやつがいました。直接攻撃出来ないけど打点4000の2回攻撃+α。つよい。
ランクマ環境では速攻で除去られてしまいましたが、NRフェスなら結構脅威になりそうですね。
手札に≪サイバー・ドラゴン・ドライ≫≪サイバー・ドラゴン・フィーア≫がいれば一度にサイバー・ドラゴン名称のモンスターが2体並びますし、
後攻で相手フィールドにモンスターがいれば普通の≪サイバー・ドラゴン≫ももちろん召喚可能、≪サイバー・ドラゴン・ネクステア≫の効果による自己特殊召喚や特殊召喚成功時にレベル5になる≪サイバー・ドラゴン・ヘルツ≫など、
手札次第なところは大きいですが、レアリティ制限されていても意外と器用に展開できたりします。
また、デッキの性質上「名称がサイバードラゴンの機械族モンスター」が複数並ぶので……、
同名の機械族2体で融合召喚できる≪ペアサイクロイド≫が出しやすいです。
≪パワー・ボンド≫で出せばダイレクトアタック可能な打点3200。
除去が遅れれば相手にとってかなりの脅威になることでしょう。
また、≪キメラテック・フォートレス・ドラゴン≫とジズキエルが使えるので、壊獣で除去してからフォートレスに変えたり、
手札にダブってたら自分だけジズキエル立てて相手に渡した分だけフォートレスで食う、という動きもできます。≪サイバー・エルタニン≫も強力ですね。
普段ほどのスピード感は望めないものの、「高火力でブン殴る」系の速攻型デッキ、というコンセプトは崩さずに戦えそうです。
欠点として、除外されたモンスターの利用がいつもより難しいことがあります。
その原因が、≪サイバーロード・フュージョン≫の実質使用不可。
レアリティはRなので、デッキには入れられるのですが……、
出せる先である、「サイバードラゴンモンスターを素材とする融合モンスター」が軒並みSR以上(フォートレスドラゴンは自身の効果以外による召喚不可)なので、入れてても発動ができません。残念。
いちおう申し訳程度の対策として≪奇跡の発掘≫を入れてみてますが、腐ることが多いようなら抜く候補になるかなー、という感じです。
イベントでは相手もNRなので、除外から復帰させないといけない場面はそんなになさそう？
デッキ例2:【NR閃刀姫-サイブレハヤテ軸】
※≪サイコブレード≫は2枚までの制限がかかっていたため、1枚を≪デーモンの斧≫に差し替えました。
レイ・ロゼをはじめとして、マルチロールやバーナーなど意外と使えるカードが残っている閃刀姫。
レイからリンク体になって行動、相手のターンでリンク体が破壊されたらレイの効果で復帰させてさらに効果でリンク体に変身、という基本の動きは健在ですし、
イベント中ならレイの効果に≪墓穴の指名者≫を食うこともないのでそこは快適になるかと思われます。
しかし……、
魔法カードでは「エンゲージ」「ウィドウアンカー」、リンク体では「シズク」「カガリ」と、【閃刀姫】の強みである「一方的にアドを稼ぎまくる」戦い方の主軸となるカードが使用不可に。
「メインギミックは生きている」が「本質的ないつもの戦い方」は封じられている……という印象を受けています。
(誘発と制圧が飛び交うランクマではキツいキツい)
いちおう「マルチロール」は生きていますが、そもそもの魔法を直接持ってくる手段がなくなってしまったので、普段ほどの活躍は見込めないですし、
むしろ擬似的な≪金満で謙虚な壺≫として使えるエリアゼロの方が重要度が高くなってますね。
リンク体が2種類しか使えない都合上、必然的にには「ハヤテ」が攻め、「カイナ」が守りを担うことになります。
なんなら先攻1ターン目はリンクしなかったり、制圧がゆるい環境であれば後攻を選択するのもありかもしれません。(ハヤテ1枚節約)
さて、アドを取る速度がガタ落ちした【NR閃刀姫】が、どのように勝利を目指すのか。
その鍵となるのは、やはりハヤテのダイレクトアタック能力でしょう。
相手フィールドの打点に関わらずLPを削れるのであれば、その数値を伸ばせば勝ちに届く。
具体的には、ハヤテの攻撃3回以内でLP8000を削り切ることを目指す。
そのために採用したのがこちら。
LPを犠牲にするものの、大幅な打点アップを可能とする装備魔法「サイコブレード」です。
2000ライフを払えば攻撃力は2000ポイントアップ、ハヤテの打点は3500に届きます。
この状態で、もし2回殴ることに成功すれば……、
相手のライフは8000から計算しても残り1000。
3回目は何の装備もない普通のハヤテで普通に殴れば勝てる、という寸法です。
……まぁ、以上は現状、圧倒的理想展開の場合なので、それを補助するための構築はかなり検討の余地があると思います。
装備魔法を引けなければ話にならないので装備サーチや装備魔法そのものの種類を増やす。
バック除去に弱いので守れるカードを採用する。
「閃刀」魔法を使った本来の戦い方に近いアプローチも考えておく。
などなど。
なお、ハヤテ自体は「イーグルブースター」で守ることを想定しています。
3積みするので、マルチ込み最大6回使用可能。
やはり閃刀速攻魔法とマルチロールの組み合わせは凶悪ですね。
まぁ実際のところ、実践で使って楽なのはNRサイバーの方なのかな、と感じています。
しかし、NR閃刀姫も戦い方や構築を確立させられれば楽しく戦えそうだと思います。
……まぁ、もともとNRだけでもほぼ組めちゃうテーマ陣にどこまで渡り合えるかは、やってみないとわからないですけれど。
実際にNR環境で戦ってみて、結果に応じて採用カードや枚数を調節していくのもデュエリストとしての腕の見せどころでしょうし、
楽しみにしつつ頑張りたいと思います。
というわけで、今回は「マスターデュエルのイベントNRフェスの準備について」という記事でした。
閃刀姫の新たな可能性、見いだせるといいなぁ。
